
昨日、そのホームポートとなった“いわきサンマリーナ”で、主に報道関係者を集めての意見交換と反省会が開かれた。
国内のビルフィッシュトーナメントについての議論を深めていくと、最終的には例の“漁業調整規則”に行き着いてしまう。しかし我々ビルフィッシャーが、それを“目の前にある不都合な枠組み”と捉えているばかりでは状況は決して変わらない。
各地の漁村、漁港、漁協の疲弊が叫ばれる今こそ、私たちは海面利用の適正な秩序について真摯に考えなければならない時に来ている。それは双方の状況改善につながるテーマでもある。
“沿岸漁業の疲弊”が“共存”をうたう上での好機に繋がるのは皮肉な話であるが、現実には“当事者不在の調整規則”という側面も見え隠れする。
私たちは今一度、海面における遊漁と漁業との調整について真摯に考える時が来ている。
下記のページにおける『平成14年12月12日付け14水管第2968号 水産庁長官通達』を今一度読んでおいて頂きたい。
http://www.big-game.jp/kaziki/k1/k1_14/index_1.html