謹賀新年!
本年も『BIGGAME』を宜しくお願い申し上げます。
元日の湯島天神はエライ人出で、界隈は長蛇の列をなす初詣、合格祈願の方々で身動きもとれず、道路規制で男坂、女坂は通行不可!
しかしながら当方、参拝者ではなく、ここは在住者の生活通路でもあるということで、警備のおまわりさんも渋々納得、先導して頂いて男坂を上って事務所に辿りついた。
しかしながら、少子化とは言え、あれだけの合格祈願を全てかなえることは、道真様とて頭の痛いことであろう。
元日は飲んだくれたものの、正月2日目は気分も新たに、本年初日のスポーツジムでガッチリ汗を流すつもりでいたが、寝起きと酔い覚ましのコーヒーを淹れながら何気にテレビをつけたところ“14人大家族・新春9時間スペシャル、痛快!ビッグダディー4男4女、三つ子娘&2歳末娘”などという前口上の長いドキュメント風の作りで、また安易な作りの『テレビ東京』モノかと思えば、これが『テレビ朝日』であったため、チャンネルを変えずにいたところ、これが面白い!
岩手から奄美大島に移住したものの、清々しいまでの貧乏暮らしで、夫婦の葛藤と子供たちの成長振りが泣かせるのである。カミさんのやつれぶりもほほ笑ましく思えるのは、子供たちとの双方一途な愛があるからであろうか…。
しかしながら、この番組、かなり以前からこの夫婦を追っているようだが、これだけの長時間番組ともなると、それなりの番組協力費も出るかと思えるのだが、そんなことは微塵も思わせない清貧ぶりが、かえって当方のゲスな勘繰りに思わず赤面してしまうような出来栄えであった。9時間という長尺を、何ら退屈することなく観てしまった視聴者は多かったと思われる。
人生、金はなくとも、単純明快にグイグイと突き進んでいくのが一番である。
躊躇すれば言い訳をする、それが世の常であるが、愚痴を言わずに、まず体を動かしていく親父の姿に心地良さを覚えたものである。
雑誌『BIGGAME』も、広告がどうだ、経費がどうだと、ああだこうだと無い知恵を絞るよりは、とにもかくにも理想の誌面創りだけを考えて、なんとかその日暮らしで生きて行ければ道が開けるのかもしれない。
“悩まない”という能天気さも、ひとつの才能であるかもしれない…。
posted by biggame at 22:01
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日記