6月8日、YYY俱楽部トローリングチーム(アングラー:江口博)によって記録されたこのシロカジキは、端正な姿をしていた。

6月8日、ブラックマーリン304s
そして7月4日、『第24回与那国国際カジキ釣り大会』の前日、杉山和由さんが記録したクロカジキも304sだった。
6月と7月に達成された300sオーバーのブラック&ブルー、このふたつの記録が共に304sであったという偶然に、なにやら不思議なトキメキを覚える。

7月4日、ブルーマーリン304s
またこの間の6月30日には、《なつとX》が慶良間推で243sのクロカジキを記録したが(萩谷孝彦キャプテン、アングラー:黒澤直人)、このクロカジキは上顎が欠損しており、摂餌にも苦労したと思われるが、よくぞここまで成長したものである。

6月30日、上顎欠損ブルー243s
《なつとX》は沖縄から戻った後、大洗南東沖で7月13日と21日に2週連続でフウライカジキをキャッチするという離れ業も演じている。スポーツアングラーが2週連続でフウライカジキをキャッチしたのは恐らく初めてのことだろう。BOLの釣果報告も19本となり、《なつとX》は目下、トップを独走中だ。
次号『BIGGAME』の編集作業が楽しみである。