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あんな時代もあったねと…

2012|07|19
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またまた私事で恐縮だが、介護帰省で頻繁に田舎に足を運ぶ、これまでの生活の難儀さから、春より軸足を串本に移す計画を進めてきたが、彼岸に佇む父、母、叔母との3人合わせて274歳との日常というのも、これまた語るに語れぬものがある…。
私が、取材やら印刷所の色校やらで不在にする時は、母屋で同居する母にはショートステイを利用してもらって…と、あれこれ勝手な思惑での介護のやりくりを考えていたものの、頑として家を出ようとしない母の頑なさに、はやくも当初の目論見が総崩れである。
この間、腸閉塞やらで母は入院を余儀なくされ、一カ月の入院生活を経て、なんとか退院にこぎつけたものの、我が家が一番という感覚は入院前と変わらない。
離れで寝たきりの叔母は、これまた日々、枯野を駆け巡る夢の中に生きている。
親父は小規模介護型の、快適な部屋で優雅にやっているが、たまに顔を見に行くと足腰おぼつかないものの若い女性介護士の手前か、そっと櫛で髪を撫でている姿に出くわすこともある。私は、こういう親父の姿が好きである。
三者三様の、人生の最後のステージを横目に、チューニングに苦労しながら各地のカジキ釣りに耳をそばだてている。

この日は、雑誌『BIGGAME』の今号で紹介させて頂いたロングロッド、スタンダップファイトの新田さんが串本のボロ事務所を訪ねてくれ、楽しい会話を肴に、安いスパークリングでこの間の憂さを晴らした次第である。

posted by biggame at 10:03 | 日記